宮染めの手拭い展
陶庫和室ギャラリーにて中川染工場さんの「宮染め・手拭い展」を開催しております。
明治38年創業の中川染工場は、代々、浴衣・手拭い・をメインに木綿地の染色・加工を行ってきました。
栃木県伝統工芸指定の「宮染め」を代表する染物工場です。
「注染」 中川染工場では、幾重にもたたんだ生地に染料を注いで染める「注染」ちゅうせんという昔ながらの
技法を用い、一反一反丁寧に染め上げていきます。
染料を上から下まで染み込ませていくため、仕上がった生地両面に柄が入るのが最大の特徴。
片面だけのプリント生地とは一線を画しています。
その上、染料が繊維の目を潰さないため風通しがよく、同時に吸水性にも優れています。
こうした機能性は浴衣や手拭いとしては最適。
手染めならではの、「にじみ」「ゆらぎ」など独特の風合いの魅力、デザインの豊富さをお楽しみ下さい。
陶庫オリジナル手拭い
人間国宝芹沢銈介が生み出した「型絵染」を、その師の元で23年間創作にかかわってこられた
下平清人先生の意匠。
中川染工場において注染の技法で製作していただきました。
「花撫子」「ひともとは・・・」「田にいたる」「ブロック」「Piano]「繭玉」「ピーナッツ」「黄鮒」の8種類です。